2008年1月

祈りつつ歩んでゆきましょう
鈴木三蛙神父

浦和教会の皆様、主の降誕と新年のおよろこびを申し上げます。

先日のミサの中で新たな奉仕委員の紹介もいただき、浦和教会は2008年に向かい新たな一歩をふみだすことになりました。

昨年の奉仕委員の方々、各部の奉献者の方々にはご苦労様でした。
浦和教会は奉仕委員と各部の部員方との二人三脚で運営されています。
この形態は浦和独自のものでこれからも大切にしてゆきたい形です。

イエス様の救いのみ業の欠けたる所を補うのは教会員の大切な努めです。
イエス様の救いのみ業、神の国は私たち一人ひとりの祈りと働きによって現実のものとなって行くからです。

イエス様は私たちの一人ひとりに、御国のために祈りかつ働くことをお望みになります。
特に祈りこそは私たち一人ひとりに科せられた大切な勤めです。
イエスさまは「御国が来ますように、御心の天に行われるごとく地にも行われますように」そう祈るように望まれました。

新しい年の初めにあたり、主の教えられた祈りを共に覚えて祈りましょう。
そしてそれぞれが出来るところでイエス様に自分自身を奉献致しましょう。
あなたにお手伝い出来ることはどんなことでしょうか。
会計の仕事でしょうか、祭儀の仕事でしょうか、聖歌隊でしょうか、生け花でしょうか、朗読でしょうか、典礼の奉仕でしょうか、ロザリオを祈ることでしょうか、入門者のサポートでしょうか、ミサの案内でしょうか・・
他にも、主のために何かできるはずです。

浦和教会の司牧者はこの度、朝霞教会も兼務することになりましたが、野上神父様とも齋藤助祭様とも諮って、その勤めを全うしたいと考えています。

犬飼神父様の建てた朝霞教会は「カトリック同志会」という名称の下、自立した教会としてのモデルという役割を果たしてきました。
浦和教会も形こそ違え、同じ役割を担ってきたと思います。
新しい年に向かい浦和教会と朝霞教会、ともに主の御国のために力を尽くすことが出来ますように・・そう祈っています。
新しい年をともに祈りつつ歩んでゆきましょう。

教会報 2008年1月号 巻頭言

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