2016年11月

教区大会の熱い1日
吉川孝政神父

11月3日、宇都宮海星女子学院で第13回目の教区大会が開かれました。
さいたま教区大会の様子はこちら

わたしは朝5時に電話で起こしてもらい、7時過ぎには浦和教会から、朝霞、草加各教会からの参加者も集まり出発。
途中、北浦和教会の人たちを乗せて、バスの中で歌の練習も行われました。

テーマは、「神のいつくしみを歌おう、いつくしみ深い人になるため」で、11月13日に閉幕ミサがせまる特別聖年の最後にふさわしい大会でした。

予想より多く、約千人が集まりました。
プログラムは、合唱フェスティバルが中心で、埼玉南ブロックはトップバッターを務めました。
全部で11ブロックあり、ブロックごとの特色がはっきり出ていました。
多国籍の信者が集まるところも多く、そうした違いの豊かさを感じることができました。
大会の締めくくりのミサの前に、各ブロックがそれぞれの特色を生かした賞を受け、埼玉南ブロックは「信仰賞」をいただきました。

違いを認めることは、信仰生活を生きる上で大切なことです。
そもそもカトリックとは「普遍的」という意味です。
普遍的ということは、それぞれ違いがある中で、神において一つになるということです。

自分の小教区以外の人との交わりを通して、わたしたちが、神さまから与えられた違いは恵みだということを感じていく。
違いは大変でもあるし、認め合うことは難しいこともありますが、ミサを通して一つになることができる。
今年の教区大会はそうした、“熱い”1日でした。

教会報 2016年11月号 巻頭言

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