2022年7月

シノドスのために祈る
御前(みさき)ザビエル

全世界の教会で始まったシノドスは、「ともに旅をする」教会となるためです。
聖霊に生かされて、キリストの道を歩み、すべての人が愛の源である父なる神のうちに一つになるように歩みます。
すでに浦和教会と朝霞教会の場で、少人数のグループで、「ともに歩む教会のため ―交わり、参加、そして宣教―」のテーマについて分かち合いました。
教区は、それぞれの小教区で話された報告を受け、さいたま教区のシノドスへの一つのまとめとして日本の司教たち(中央協議会)に送りました。
次のステップでは、中央協議会の司教たちが、それぞれの教区から送られてきたまとめを吟味して、日本にある教会のまとめを作成して、ローマに送ります。
ローマで何回か討議して、2023年10月に行われる代表司教会議で最終文書になります。
その後、教皇フランシスコが全信徒へのメッセージを発表されます。
きっと教会に、シノドスの長い歩みをとおして、新たな希望と勇気が与えられることになるでしょう。

このシノドスが福音的な実を結ぶように祈ります。
別紙にあるシノドスの祈りを是非お使いください。
はじめに、聖霊の前に立って祈ります。
聖霊がわたしたちのもとに来てくださるように祈ります。
教会としてわたしたちが進むべき道を教え、どのように歩めばよいか示してくださるように願います。
次に、弱く、罪深いわたしたちですから、誤った道に引き込まれず、一致を乱すのではなく、一致を築き上げるように願います。
わたしたちが永遠のいのちへの道を歩み続けながら、一致、真理、正義の道を、迷わずに歩むことができるように祈ります。

教会報 2022年7月号 巻頭言

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