2016年1月

わたしたちの内に働く神のいつくしみ
吉川孝政神父

皆さま、新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

わたしたちは今、神のいつくしみの特別聖年の時を過ごしています。
旧約を読んでいくと、その中で起こった出来事ひとつひとつが、神のいつくしみに満ちています。
また新約の中で、主のご降誕からその死と復活に至るまで、初代教会の歩み、そしてわたしたちの歩みもまた、神のいつくしみのうちにあります。

この1年、みことばとご聖体、また身の回りにある、神のいつくしみを意識して、触れるよう、祈り、歩みたいものです。
そのために浦和教会でも、黙想会やその他の機会をつくっていきたいと思います。

もうひとつは、教皇さまがおつくりになった特別聖年の祈りを、皆さまが普段も祈ることです。
この祈りのことばをよく黙想し、その祈りの意味するところをよく噛み締めていただきたいと思います。

主のいつくしみをとこしえにわたしは歌います。わたしの口は代々にあなたのまことを告げ知らせます。(詩編89・2)

教会報 2016年1月号 巻頭言

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