2019年1月

新しい福音宣教の星
マリオ 山野内倫昭司教

最後に、イエスの母であり、わたしたち教区の母であるマリアとメッセージを関連づけて終わりたいと思います。

第二バチカン公会議終了10年後、現代社会の福音宣教についての使徒的勧告("Evangelii Nuntiandi"[EN]1975年12月8日)の中で、様々なマリア様の名称に「福音宣教の星」(EN82)という新たな宝石が加えられました。

教皇フランシスコは使徒的勧告「福音の喜び(Evangelii Gaudium[EG])」で、聖母マリアなしにわたしたちは新しい福音宣教の精神を理解することが出来ない、と強調しています(EG284)。
忠実な神の民として愛されるようになるための適切な言葉と行いを見つける方法を聖母マリアはご存知です。
その聖母が幸せの真の泉として、イエスの福音をわたしたちに味あわせてくださいます。

新しい年を神の民として歩み始めるさいたま教区にとって、イエスの母、わたしたち一人ひとりの母であるマリアがわたしたちの旅の確かな星でありますように。
牧者として、いつも仕える者としての、わたくしの祝福が皆さまの上に豊かにありますように。

2018年降誕祭

クリスマス・新年2019司教メッセージより抜粋
全文はさいたま教区のウェブサイトに掲載されています。
http://saitama-kyoku.net/documents/data/632.pdf

教会報 2019年1月号 巻頭言

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